自社の力だけで海外展開するのは限界がありました。ブレーンとして的確な戦略やアドバイスをいただき、世界が近づいてきました。

京都の大石酒造株式会社様に日本酒の海外展開のご依頼をいただきました。同社八代目代表取締役社長の大石 博司様に海外展開支援の依頼に至る経緯と実際に依頼した感想についてお話を伺ってきました。

大石酒造株式会社について

大石酒造は京都亀岡にて元禄年間創業の300年もの歴史を誇る老舗の酒蔵さんです。
豊かな自然に育まれた米と水を使用し、現代ではわずかな酒蔵でのみ受け継がれる昔ながらの製法・生酛づくりを守り続けていらっしゃいます。代表的な「翁鶴」をはじめ、多種多様の日本酒や梅酒、リキュールを製造。近年では世界最大規模のワイン・コンペティションIWC (International Wine Challenge)の「Sake部門」にて、「翁鶴」と「美山のお酒 てんごり」が毎年受賞を重ね、世界からも注目が集まってきています。

亀岡の蔵元では酒蔵見学や利き酒に加えて詰めたてのお酒の販売が行われ、普段から観光客で賑わっています。そして、かやぶきの里で有名な美山に新たに酒蔵と直売店がオープンし、より美味しい日本酒造りと地元の活性化に力を入れていらっしゃいます。

日本酒の海外販売への経緯

「どうして海外へ日本酒を販売しようと思われたのですか?」

実は若い頃から海外へ興味があって、昔は外交官や商社マンになることが夢だったんです。結局は家業を継ぐこととなりましたが、当時は外国のウイスキーが日本に入ってきていた時代でした。それで日本酒も負けていられないとの思いが強まってきたんです。

その頃、大学時代の先輩が香港の日系百貨店で勤務されていたご縁から、日本酒を売ってもらうことになりました。そこで、ただ販売するだけではおもしろくないので、ひょうたん型の丹波焼の陶器に瓶詰をして200本売ることにしたんです。知人に手助けしてもらいながら、慣れない輸出手続きをやりましたよ。おかげでとても珍しいお酒だと現地でも話題になりました。50年も前の話で、当時日本酒を輸出していた人はほとんどいなかったのではないでしょうか。

「ここ数年の世界での日本酒ブームよりもずいぶん前ですね。先見の明がおありだったのですね。」

「ウイスキーだけではなく日本酒も世界に出せるのはないか」という好奇心が強かったんです。その頃から海外にはとても興味がありました(笑)

「その後も海外への取り組みは続けられたのでしょうか?」

はい。中国への販売用に天津に工場を立ち上げたり、香港の展示会に出展したり…。ただ、多くの海外バイヤーに会って興味を持ってもらっても、なかなか次につながらない。お恥ずかしながら社内で対応できる人材やノウハウが不足していたんです。他の業務や経営もありますし、従業員もそれぞれの業務がありますからね。当初は海外に向けて何か行動を起こせば、すぐに結果が出ると思っていましたが、実際そう簡単ではありませんでした。

「確かに海外に限らず、まずは相手に知ってもらうことは大事です。ですが本当に重要なのはその後ですね。」」

そうなんです。ファーストステップが一番大事です。ありがたいことにいろいろお話はあるのですが、次の段階に行きそうで進まない。そこでタイミングを逃してしまうのです。海外への取り組みがなかなかうまく行かずじれったい思いがありました。

「それでもやはり海外展開は必要でしょうか?」

もちろんです。今、日本酒は和食ブームもあって追い風状態です。京都府も中小企業への海外進出支援に力を入れています。そういった世界的な流れや官公庁のバックアップは整ってきています。しかし、例えば展示会に出展するとして、出展料の補助金は出るものの、他にいろんな経費や時間がかかります。自社の力だけで海外展開するのは限界がありました。

実際に日本酒の海外販売を依頼してみて

「実際にアルチエに依頼してみていかがでしょうか?」

世界中のバイヤーへのPRから引き合いの対応をしていただき、海外での認知度が段々上がってきています。また、ヨーロッパやアジア、南米などへのサンプル出荷や輸出業務もサポートしてもらっています。
単に任せきりにするのではなく、双方がアイデアを出し合って進めていけるので、海外進出の心強いパートナーを得ました。

「今後の抱負とアルチエへのこれからの期待などございましたらお聞かせください」

昨年美山に新たな酒蔵をオープンしました。中国での酒造りを通して、やはり日本酒には日本の気候と水が一番だと改めて実感したんです。美山は国内でも有数のミネラル豊富な源流水があり、酒造りに最高の土地です。ここで造る日本酒や化粧品を更に海外に発信していきたいです。
実は他にもいろいろアイデアはあるんですよ。今後もますます忙しくなりますので、これからも海外への販路開拓はアルチエさんに協力してもらいたいです。海外展開の良きパートナーとしてお願いします。

こちらのアイデアとアルチエさんの知恵を合わせて「Step by Step & One by One」の気持ちで希望をもって、これからも世界に挑戦し続けていきましょう!

大石様 インタビューにご協力頂きましてありがとうございました!!

追記:アンドレ・ビショップさんと大石酒造様へ行ってきました!

オーストラリアの酒マスター、アンドレ・ビショップさんの来日に合わせて弊社よりコンタクトを取り、先日京都の大石酒造様へお連れしてきました。

大石社長と熱い日本酒トーク

こちらの通訳を介すことなく、大石社長自ら日本酒への熱い想い語っていただきました。その後資料館の見学やテイスティングを行い、

酒蔵や酒造りに完璧な美山の自然環境もご覧いただきました。

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アンドレさん、ありがとうございました!

 

◆アンドレ・ビショップさん
メルボルンを中心にレストラン・バーを経営。2011年にオーストラリアで最大の日本酒リストを持つレストラン「Kumo」をオープン。日本酒への造詣と情熱が深く、日豪両国でのメディア出演や講演多数。オーストラリア人で唯一の「酒サムライ」(日本酒造青年協議会)であり、The Sake Education Council上級クラス修了者。京都国際観光大使。

 

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