在日ムスリムの方々は困っています

ビジネスとしてマレーシア、インドネシア等イスラム圏をターゲットにハラルへの対応を考えている企業様は多くいます。
同様に、日本でも数多くのイスラム教の方々を見かけるようになりました。
2020年オリンピックに向け、益々外国人の方々にお越し頂く機会が増えてきます。
しかし、日本ではイスラム教文化の認知が正直低いと言わざるを得ないでしょう。
現状の日本国内の状況は未熟としか言えないが実情です。

ムスリムの方々が食べられるご飯少ない

実際に日本に来られているイスラム教徒の方々は、安心して商品が買えないと困っています。
日本では多くの加工食品がスーパーマーケットに並んでいますが、何の表示も有りません。
そうです、ハラルかハラムかの区別がつけられないのです。当たり前ですが、全て日本語でしか説明表記が有りません。
彼らにとっては安心安全ではないのです。
対応レストランも非常に少なく外食にも行けないのです。

ムスリムがお祈り出来る場所が少ない

イスラム教徒の方々は、一日に5回のお祈りをされます。
しかし、日本ではその場所が無い。
広い場所でなくてよい、顔・手・足を清める事が出来、静かな空間が有れば良いのですが、無いのです。

ムスリムの為、アルバイトが出来ない事がある!?

何故?と思われる方が甥と思います。留学生の方々も多く来日され日本文化や技術を学んでいらっしゃいます。
学費や生活費を補填する為にアルバイトがしたいのですが、イスラム教の女性はビジャブを付けたままで勤務をさせて貰えない(許可してくれない)為に働けない。
又、お祈りの時間に休憩が取れない為に働けない、のです。

ムスリムの方々も住みよい国、日本を目指して

日本は素晴らしい「おもてなし」文化を持っています。
安心安全は日本の代名詞でもあります。
日本食文化も世界に広く受け入れて頂ける様になりました。
国内でも異文化を異文化としてしっかりと受け止めて実生活に根付いた環境を整え、お越し頂ける方々に「安心安全」な生活を送って頂ける様に努力して行かなければなりません。


アルチエは中東へのビジネス展開を支援していますが、国内のムスリムの方々に何らかのお役に立ちたいと考えています。
皆様の中で、イスラム教徒の方々のアルバイトを受け入れて頂ける所が有れば是非ご一報頂ければ幸いです。