ECサイトに欠かせないオンライン決済システムの全て
現在インターネットの利用人口が増えるにつれてECサイト(インターネットショッピングサイト)の利用者が増えてきています。富士通が行った調査によると、なんとインターネットユーザーの64.6％が「インターネットショッピングを利用した事がある」と回答しました。Amazonや楽天などを筆頭に今後益々増えてゆくと予想されるECサイト、そのECサイトで使用されているオンライン決済(電子決済)の事を御存知でしょうか。
オンライン決済システムとは？
オンライン決済とはインターネット上で商品・サービス購入する際に使用する決済システムの事です。基本的にECサイトではこの決済システムを使ってオンライン上で顧客と取引する事になります。ECサイトのオンライン決済を利用すれば、顧客はクレジットカードや電子マネーを使い世界中で気軽に買い物する事ができます。
オンライン決済の種類
では実際にECサイトで利用されているオンライン決済の種類とその詳細をいくつか紹介します。
クレジットカード決済
ECサイトで最も多く利用されているのが「クレジットカード決済」です。ネットショップ上で商品の送付先住所と共にクレジットカードの番号を入力し、支払いを行う方法です。この方法の強みは購入手続き後すぐに決済できる事と、販売者側にとっては代金未回収のリスクが他の決済方法に比べ少ない事です。しかし第三者による不正利用が発生する可能性があります。
自動引き落とし(継続課金)
これは購入者のクレジットカード番号をネットショップ側で預かり、必要に応じて定期的に料金を引き落とす方法です。この方法の利点として挙げられるのは、毎回手続きを行う必要がないので購入者の手間が少ない事です。サービス提供側としても代金未回収や中途解約等のリスクも少ないです。
プリペイド型電子マネー決済
これは消費者が予め「WebMoney」「SUICA」「Edy」といった電子マネーを購入し、それらをECサイトの支払いに使用する方法です。電子マネー決済の強みは代金未回収のリスクが既出の方法に比べはるかに低い事にありますがまだ普及率が十分とは言えないのが現状です。
オンライン決済の選び方
これから更にインターネットの普及率が上がる事により、ECサイトの利用者が増える事は間違いないと言えるでしょう。ECサイトに不可欠なオンライン決済は、サイトそれぞれの利用者年齢層に合わせた代金未回収リスクや不正利用のリスクが少ないタイプのものを適切に選ぶ事がECサイト成功の道へと繋がると我々は考えます。
